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2025.03.24
不動産売買
安く物件を購入する方法【オーナーチェンジ物件】
令和7年3月18日に国土交通省より令和7年地価公示が発表されました。
地価公示とは、地価公示法に基づき毎年1月1日時点の地価を、住宅地・商業地等に分け、不動産鑑定士等が評価し、3月中旬に公表されます。
大阪圏の住宅地は、4年連続で上昇し、上昇幅が拡大しています。
実際、上本町界隈でも物件価格は、上昇し続けています。
ですので、少しでも安く買う方法をお伝えさせて頂こうと思います。
もし、条件が当てはまり、デメリットを許容できる方は、ご参考頂ければと思います。
【デメリット】
①住宅ローンが使えない為、現金での購入に限られます。(投資家さんは除く)
・住宅ローンは、本人や家族が居住することを前提に、長期間で低利で借りることができますが、
オーナーチェンジ物件では、使えません。
②室内が見れません。
・室内は、賃貸借契約を締結し、借りられている方が居住されていますので、見学不可になります。
どんな部屋かは、資料を基に判断する必要があります。
③室内が見れない為、改装費用が判断できない。
・中古物件ですので、改装が必要になりますが、改装費用を確定することができません。
改装費用は、築年数やリフォーム履歴を基に判断する必要がありますので、
ある程度改装費用の予算を想定されている方に向いていると思います。
④入居者がいつ退去されるかわからない為、気長に探されている方に限られます。
・入居者がいつ退去されるか、分からない為、いつ住めるかわかりません。
現入居者の賃貸契約書に書かれている情報を基に、判断する必要があります。
・退去するまでは、家賃が入ってきますので、退去するタイミングが遅く合わない場合は
投資として割り切るか、損をしない金額で売却が可能であれば、売却するという判断が必要です。
⑤自分で住むための家を購入した場合に、受けられる税金の軽減措置が利用できない。
・住宅ローンを組めないので、住宅ローン控除を受けられないのは、当然ですが、
自分で住むための家を購入する際に受けられる、税金面での軽減が受けられません。
【メリット】
①一般市場と比較すると物件価格が安い場合があります。
・一般的には、売却されている物件は「取引事例法」を用い、同様のマンションが売れた金額
を基に査定価格を算出致しますが、オーナーチェンジ物件の場合は、「収益還元法」という
収益(家賃)を基に算出された金額を基に査定価格を決定しますので、安くなる可能性が高くなります。
②ライバル(競争相手)が少ない。
・どのエリアでも、人気物件は空きが出るまで待っている方が多く、売却の情報がでると購入希望者が殺到し、
条件交渉も出来ないケースがかなり多く見受けられます。圧倒的な売手市場になります。
ただ、オーナーチェンジ物件は、現金購入が基本である為、競争相手がかなり減ります。
投資家や法人がライバルになりますが、それでも、十分に買手市場になる為、価格の交渉等が
ややしやすくなるのではと思います。
オーナーチェンジ物件を購入するには、現金購入に加え、室内を見ずに判断ができる方に限られますが、
安く購入する方法として、ご参考頂ければと思います。
2025年3月下旬から、店頭看板に物件情報を載せてます!
宜しくお願い致します!
平尾大樹